安易に中古の一戸建てを購入するのは危険!
2020年07月01日中古一戸建ては何といってもコストを抑えた状態でいい物件が手に入れることができますので、一見すると良いことだらけに感じる可能性があります。しかし、デメリットもありますので、そこのところを良く考えて購入する必要があります。安易に購入するのは危険だということです。
中古一戸建ての代表的なデメリットとしては、設備が古いということがあるでしょう。それほど築年数が経っていないのであれば、設備の古さがそれほど気になることではありませんが、築年数が経ってしまうと設備の古さが気になってしまいます。今まで住んでいた人がいるのであれば、水回りなどの設備に対して老朽化が見られたり、壁などに傷が入ったりします。前の住人が使用していたものに対して気になることがありましたら、内見などでしっかりとチェックをするべきです。
近年は大きな地震が起きていることもあって、耐震性が気になるという人が増えてきています。新築物件であれば間違いなく耐震性の部分で問題になることは少ないはずですが、中古物件であればもしかしたら問題になるケースがあるかもしれません。中古物件であれば、1981年6月1日以降に建てられた一戸建て住宅に関しては、少なくとも新耐震基準で建てられたということが言えます。築年数がどのくらいなのかを確かめたうえで、耐震性が備わっているのかどうかを確認してください。
築年数が経っている中古一戸建ての場合は、場合に応じて修繕していくことが求められます。ただ、使用している設備が古いために、部品が古いことが考えられます。部品を揃えるのに時間がかかったり修繕費が余計にかかったりする可能性がありますので、そこのところは注意をしてください。
中古の一戸建ての中には、既に修繕が完了した状態で売り出されていることがあります。つまり、リフォームが既に完了している状態で入居をすることが可能です。この場合は修繕が済んでいない物件に比べると高くなりますが、新築に比べたら割安になりますので、リフォーム代を自分たちで出したくないのであれば、修繕済みの物件を選ぶのも悪くはありません。
もしくは、自分たちでリフォームをすることを前提に、中古の一戸建てを購入することも考えられます。自分たちが修繕したい箇所をピックアップして、自分たちの希望を叶える方がいいという人もいます。ただ、購入費とリフォーム代のコストをどう考えるのかということに依るでしょう。ただし、修繕をすることができない可能性もありますので、よく確認をすることです。