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土地選びは地盤の強さが一番大事!

2020年02月02日
きれいな部屋

注文住宅を購入するのであれば、土地を含めて購入する必要があります。土地選びにおいて地盤が強いかどうかというのが、災害が起きた時にポイントになってきます。日本は台風や地震などが起こりやすい国でありますから、そういう時に地盤の強さが被害を被るところとそうでないところを決めるカギになるということです。地盤が強いと災害があったからと言って地盤が崩壊するということは少なくなりますが、脆ければ崩壊して住めなくなるということにもなりかねません。

地盤が弱いところに家を建ててしまうと、年を重ねるにつれて家が傾いたりします。外壁にひび割れが起きてくるとヤバいという現象になってきます。土地に対して均等に重みが加わるというわけではありませんので、軟らかい土地の場合は次第に傾いてくることが起こりやすいです。それに対して、地盤が強いところでは重みが加わったとしても、その比重に耐えることができますので、突如家が傾くということは起こりにくいです。

土地の選び方としては、強いところでかつ高台の場所を選ぶようにするといいでしょう。高台の場所であれば、低地よりも地震や大雨、台風、洪水にも強いことが挙げられます。それでなおかつ、地盤が強いところであれば家を建てるに当たり最高の場所です。高いところにありますので、日当たりもいいですし、全体を見渡すことができますので、明るい家を建てることにも繋がってきます。

低地であれば、地盤が弱いところもしくは埋立地の場合があります。大きな災害が起きた時に液状化現象が起こることがありますが、そういうところはもともと川や海の跡地の可能性があるということです。災害が起きた時に地中深くにある水分が行き場が無くなって、一気に溢れ出したりします。液状化現象が起きると土地がもろくなりますので、建っていたものが崩れてしまうということがあるかもしれません。

土地を選ぶ際に、昔に使用されていた用途の土地を調べるということが大事になります。どの用途で使用されてきたのかにより、地盤の強さを推測することが可能です。具体的には、昔の航空写真や古地図を確認するという方法があります。昔の使われ方を知るにはこれらのものをチェックした方がいいです。昔の航空写真や古地図は自治体の図書館に存在したりします。あとは、自治体の役所などで手に入るハザードマップで、氾濫などで洪水が起こる可能性があるのかどうかをチェックすることが可能です。